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おはっぽー!よめこです。

さて今日はちょこっとまじめなお話。

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この本はtwitterで海洋の放射能汚染について怒涛のようにツイートしている海洋学者さん、勝川俊雄(@katukawa)さん著。


この本は発行時期とタイトルからして「日本の魚の放射能による汚染具合」関連の本のようですが、
実際は「311の地震と放射能汚染水問題によって明らかになったけど、実はその前から日本の漁業そのものがかなりまずい状態ですよー」という内容に2/3くらいを割いている本です。

私も秋田だけの問題かと思って恥ずかしく思い口をつぐんでいましたが、本書を読んでどうも秋田だけではなく全国的な問題のようなのでここで書きます。

日本では魚離れどころか消費量はむしろ横ばいで、魚がいないのは乱獲により資源そのものが減少しているせいです。



本書のなかの勝川先生の一節
「漁業者たちは他人に獲られる前に自分が獲らなければ生きていけない。自分達がやっていることがおかしいとはわかっていても、生活のためには乱獲しなければならない―。苦渋の心中でしょう。こういう状態を、いつまでも放置しているから、漁業が衰退するのです」(94P 第三章 儲かる漁業の方程式より)


この部分を読んでちょっと涙が出ました。
末端の漁業者の気持ちをここまで汲んでくれる人は、今までいませんでした。
漁師の嫁4年目の私でもみていてジレンマを感じるくらいですから、とうの漁師さんたちは私の100倍この気持ちを噛みしめて漁に出ていると思います。
魚のいない海に網をかける皮肉…。


震災直後の水産庁の対応や、ニュースで話題になっていた宮城県知事のいわゆる「経済特区」の真の意図もとてもわかりやすく書かれています。


もしこの震災を機に漁業に関心をもち、少しでも漁業者に協力したいと思ってくださる方は、
水産庁推進の「食べて応援」も非常にありがたいですが、
是非この本を読んでいただき、国、水産庁、漁協、そして漁師たちのこれからの動向をチェックしてほしいと私は思います。
新聞、TVではほんの一面しか報道されていないことがまだまだいっぱいあります。



後半部分には水産物の放射能汚染について「放射能汚染関連の情報をどのように取捨選択するか、基準の例」もわかりやすく解説しているので、
「情報が錯綜してどれを参考にしたらいいかわからないわ!」という人にも指針になるのではないでしょうか。


他に参考になる本があれば是非教えてください!



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