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おはっぽー!よめこです。
去年にカフェ&レンタルスペース「夢工房咲く*咲く」オーナー能登さんにお借りした「海業 橋正恵的西野浦の物語」をやっと読み終わりました。
いくつか心に響いたことを書き残しておきますね。


海業




ざっくりあらすじ
このは大分で水産系の商店を一代で興し、地域観光に貢献している橋正恵さんの伝記です。彼女は2006年に「女性のチャレンジ賞(男女共同参画担当大臣賞)」を受賞した方です。
このが一般のものと様相が違うのは、正恵さんの数代前の血筋からさかのぼって話をスタートさせることで、正恵さんの仕事と生まれ育った土地とに対する情熱の根拠を丁寧に説明していること。
そして正恵さんの人生そのものが荒唐無稽、波瀾万丈の「大事業家の生」でグイグイ引き込まれること。
稼いだ1億ごっそりもってかれて開き直るとか、ヤザワもマッツァオですよ!


人の目をつけていないところに商売のチャンスを見出す
この橋正恵さんという女性は大分県佐伯市蒲江の西野浦というところで、ひとりで商店を立ち上げた方。
当時、「女が金を稼ぐなんて」という風潮の中、水産業に関する事業を興します。そして既存の仲買が「女老人の小遣い稼ぎ」と重要視していなかったバカ貝やあさりの買い付けで成功します。
さらに今でいう「活魚車」を発明し、より鮮度のよい魚を高値で売ろうと工夫を重ねます。
人の目のつけていないところに「商売の芽はないか」ともう一度芽を向けて、それを商売として成り立たる裁量。
商売勘と、「いいものをより高く売るには」という創意工夫を厭わない人なんですね。


女子衆が年をとっても楽しく稼げる地域、施設つくりが夢
正恵さんが働くのは、「働くのが楽しいから」。そして稼いだお金でいつか「夢のような西野浦」を作るのが夢でした。
「公園のように美しい村つくり、汚染されていない海、そこで健康的に育つ子どもたち。」
さらに仕事仲間の女性たちが、高齢になっても楽しく、仕事をしながら暮らせる施設作りを構想していました。

私も八森漁港で浜作業に出ると、80歳近くなっても手伝いにくる人たちを見かけます。
浜で働く人たちにとって、「働く」ということは、お金を稼ぐこと以上に「生きがい」として価値があることなんだ、そしてそれは八森、秋田にかぎらずどこの浜でもそうなんだと感じます。


地場産業を次世代に伝える「渡世学校」と「チャイルドグルメ」、
そして観光を支えるのは「食」

正恵さんが取り組もうとしていることの1つが「渡世(とせい)学校」。
「網のつくりかた」「塩のつくりかた」「船の操舵」「車の修理の仕方」などなど地場産業である水産業を中心とした「生きるスキル」を子どもたちに教えることが目的です。
また、「チャイルドグルメ」は食に特化した講座です。地元の名産食材に幼少期から触れ、調理法を徹底的に叩きこむことにより、正恵さんが「観光の根幹」と考える「食」を支える人材を育成しようという試みです。




伝統の産業を次世代に伝えること、東大に行かなくても自力で食べていけるサバイバルスキルを身につけさせたい、そのためには子どものうちから、という点には共感します。
さらに、自分が生まれ育った村を美しいままで子どもたちの代へ守ること、それには地場産業の存続が必要なこと、それには観光業で「食」の魅力をしっかりと高めること
このように思いたってもなかなか実現にいたるまで続けること、人材を長い時間をかけて育てるという覚悟、私財を投げ打つって難しいことだと思います。正恵さんんの胆力、そして「母力」ものすごいです…。


後半の正恵さんの山あり谷あり波瀾万丈な半生、ちょっとたよりない旦那さんに悩まされるところなんかを読むと面白すぎて「いやー自分の悩みなんか屁みたいなもんだわ!」と笑えてきちゃいます。
水産業だけでなく、観光業、ソーシャル・ビジネス、女性で仕事をがんばろうという方にもきっとヒントになる本です。
良かったら本屋さんに注文して読んでみてくださいね^^





大分県観光ポータルサイト「おおいたリアン」より

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「夢工房咲く*咲く」能登さん素敵な本を教えてくださりありがとうございました!
返却がかなり遅れており申し訳ないです…><;


★夢工房咲く*咲くさま
住所 〒016-0817 秋田県能代市上町8-21
TEL / 090 (2279) 4492
FAX / 0185 (52) 8120
■ランチ営業時間 月~木 11:00~14:00
■レンタルスペース営業時間(夜間使用)09:00~18:00 (18:00~22:00)
HP http://www.sakusaku-noshiro.com/
twitter @Noshirosakusaku
FBページ 夢工房咲く✿咲く
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